比叡山 延暦寺 根本中堂







法華大会












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比叡山延暦寺
法華大会・広学竪義

比叡山延暦寺では、来年十月一日からおよそ七日間、
「法華大会・広学竪義(ほっけだいえ・こうがくりゅうぎ)」という、
天台宗随一の古儀に則った大法要が、大講堂を中心に全山で繰り広げられる。

「法華大会」では、無量義経一巻・妙法蓮華経八巻・観普賢経一巻の
法華三部経あわせて十巻について論議を行う「六月会(みなづきえ)」と
「霜月会(しもづきえ)」の「法華十講」が行われ、
問者(もんじゃ)が講師(こうじ)に教を請うというかたちで、問答往復の勉強会が行われる。


 その上、毎日十講のあと、「広学竪義」という試験のための論議が行われる。

竪義の場合、試験を受ける人が答える側となり(竪者−りっしゃ)、
試験官には、已講職(いこうしょく)にある人を首座とする五人があたり、
竪者が薀蓄をかたむけた答に対して、
探題職(天台宗の教学の最高権威者)の職にある人が合否の判定を下し、
合格者は縹帽子(はなだぼうし)といって、白羽二重一丈六尺を、
二巾四天丈衿で仕立て、袖づくりにしたものを一巾に折り、
正装したときそれを首にかけることが許されるのである。

「法華大会」での一番の圧巻は十月四日、法華経の第四巻目所載の「提婆達多品」が講ぜられ、
釈尊の過去世での苦行が再現され、正装した五十人あまりの僧が大講堂の周囲を行道、
平安の絵巻さながらの優美な極楽浄土が演出される。

「法華大会」には、古くから天皇のお代理である天皇使がご登山されるので、
天皇使をなぐさめるための「番論義(つがいろんぎ)」が白装束の稚児によって披露されてきた。
十歳前後のお小僧さんが、二人ずつ天皇使の前に進んで、比叡山の歴史や教義を分かりやすいことばのやりとりで天皇使にお聞かせするのであるが、
その可愛らしい振舞は当日の人気をひとりじめ、
彼等のお師匠さんたちの方が、
とちらないかとはらはらとされているお姿がほほえましくも思われる一刻でもある。









宮沢賢治の碑




オマケ

延暦寺会館で勉強三昧の愚息です
(2002年 8月参加)


T塾の勉強合宿は・・・
荒行並みでございます。

よく頑張ったね・・息子よ